保険を見直すためにやるべきこと
 保険は、人生でマイホーム購入の次に大きな買い物と言われております。
 なぜなら、一生で払うお金を合計すると、一般的に車よりも大きなお金を払っており、養育費などを抜かせば、人生でマイホームの次に大きいからです。

 それほど大きな買い物なのに、
    ・自分が何の保険に入っているかも分からない
    ・いつ使えるか分からない
    ・いくらかけてて、いくらもらえるかも分からない
という人が多いです。

 なんとなく保険に入っている人は、間違いなく損をしています!
 保険の見直しをしっかりして、保険を有効に活用しましょう!
 私の保険に関する知識は素人に毛が生えた程度ですが、その違いは大きな違いです。
 保険について検討したことがない人は絶対見てください!

保険を見直すためにやるべきこと
1 自分の保険を見つめ直す
 ● 自分が何の保険に入っているか
   生命保険、医療保険、傷害保険、がん保険、学資保険、年金型保険など
   いろいろありますが、まず、どんな保険に入っているのか確認してください。
 ● 保険のタイプ、期間はどのようなものか
   段階型(10年など)・終身型・払込型 のどれに当たるか確認する。
   終身型や払込型だった場合は、途中で変更すると損をする可能性があります。
 ● 保険の加入内容はどのようなものか
   どのような内容で、それにいくらかけているかを確認する。
   ・入院日額いくらで、何日目から最高何日目まで補償するするのか。
   ・手術はどんな手術まで対応するのか。何度でももらえるのか。
   ・通院は、固定具を付けていた場合に、その期間を通院とみなすのか。 など
2 保険の相談窓口に相談する
 ● 相談窓口のいいところ
  ・全て無料(保険会社から広告収入を得ている)
  ・複雑な手続きも代行してくれる
  ・加入後の相談にも乗ってくれる
  ・分からないことを丁寧に教えてくれる
 ● 保険窓口の悪いところ
  ・補償が手厚すぎて、保険料が高くなりがち
 
 私も保険の相談窓口に相談して、それをもとに自分でも勉強して知識をつけて、自分に必要な補償内容を自分で決めました。
 面倒な人はとりあえず相談に行ってもいいですが、言われるがままに加入しないでくださいね。
 保険はしっかり自分が理解しないと意味がないです。
   ・せっかく使える場面があっても、使えることに気付かない。
   ・いくらもらえるのか計算ができないので、計画が立てられない
   ・1つの保険の請求で満足して、他の保険からももらえることに気付かない
    ※ 例えば、怪我で入院し、傷害保険に請求するが、医療保険に請求しない等

 ● どの相談窓口がいい?
  はっきり言ってどこがいいかは分かりません(-.-)
  私は、イオン内にあった「保険クリニック」に相談し、とても満足できました。
  相談に行った後、いろいろ調べましたが、
  保険クリニックの提案に間違いはありませんでした。
  なので、他の相談窓口はどうか分かりませんが、
  とりあえず保険クリニックはおすすめです。

     あなたにぴったりのプランナーをご自宅まで派遣します
 とかいうようなのは、
    ・自宅という空間で安心かと思いきや、逆に逃げられない
    ・せっかく来てもらったという思いから、断りづらい
 など、なんとなく私のイメージとしては心配です。

  そこで、店舗型の相談窓口(店舗をすぐに検索できるもの)を並べてみましたので、
 自由に選んでください。自宅から近くて行きやすいところでいいと思います
  また、相談に行く時は、自分が加入している保険の資料があるとスムーズです。

 ・ 保険クリニック
 ・ ほけんの窓口
 ・ みつばち保険ファーム
 ・ 保険見直し本舗

3 家に持ち帰って検討する
 これがある意味一番大事かもしれません。
 相談窓口に相談しに行って、そこですぐ決めちゃわないでくださいね。
 一回持ち帰って、パンフレットをよく読んだり、ネットで検索したりして
    自分でしっかり勉強
してください。
 私も相談窓口はおすすめしますが、全て信じるのは危険だと思います。
 1つの相談窓口に相談した後に、別の窓口にも再相談して検討するとより良いかもしれませんね。

保険を選ぶ際の注意点
1 通販型の保険について
  最近人気のあるライフネット生命等の通販型の保険は本当にお得なのでしょうか?
  あれは、実はCMで言うほど他の保険会社と価格差はありません。
  
  入院日額5000円の保証で30歳のあなたなら1661円!
  とかですけど、確かに保険料は安いですが、
  入院日額5000円だけどか、そんな手薄な保険は誰も入っていません。
  CMとかであれだけ価格差が出ているのは、補償内容が違うからです。
   ※もしくは貯蓄型と掛け捨ての違い
  
  ちなみに私は大手のアリコの保険に入っていますが、
  当初ライフネット生命を検討していて、同じ補償内容で保険料を比較しました。
  すると、保険料はほぼ同じでした!
 ※確かライフネット生命が10円安いくらいで、アリコには
  60歳払込プランやセカンドオピニオンサービス等、その他の魅力的な点があった
  
  通販型にするな、というわけではないですが、
     CMで言うほど価格差はない
  ということは頭に入れておいてください。

2 定期型・終身型・払込型の特徴
 ●定期型
  10年ごとなど決まった期間ごとに保険料や、補償内容が変わる。
  年齢が高くなるほど、病気のリスクは大きくなるので、
   ・年齢が上がるごとに保険料が上がる
   ・年齢が上がるごとに補償が少なくなる(入院日額5千円が3千円にダウン)
  このどちらか、もしくは両方になるケースが多いです。
  
 ●終身型
  生涯、補償も、保険料も変わらず、一生同じ保険料を払い続ける。
 ※終身型は解約返戻金がある貯蓄型が主流だったが、最近は掛け捨て
  掛け捨てだからこそ、終身なのに安い保険料が実現できる

 ●払込型
  例えば、60歳払い込みにすれば
  60歳まで一定の保険料を払えば、生涯同じ補償が受けられる。
  
 ●メリットとデメリット
  同じ補償にした場合、生涯払う保険料
     定期 → かなり高い
     終身 → 安い
     払込 → 70歳以上(だったかな?)生きれば終身より安い
  ・自分のライフステージも、医療の状況も、時代と共に変わっていくので、
   保険もそれに合わせて変えていくもの、と考える人は「定期」
  ・老後にお金の心配をしたくない。
   お金のない老後に高い保険料を払いたくない。
   病院にお世話になる老後だからこそ、しっかり補償されたい。
   と考える人は「終身」か「払込」
   自分は長生きするんだ!と思う人は「払込」

3 入院、通院のどちらを重視する?
  医療の進歩や、高齢化での病院不足などにより、
  最近は入院期間が短くなってきているようです。
  これからの時代はさらにそれが進みそうですよね。
  なので、これからの時代は入院後の通院の方が重要かもしれません。
  例えば、入院後のリハビリにも当然使えるので効果的です!

4 保険で税金対策
  保険に加入すれば、税金が控除される場合があります。
  ・生命保険料控除(死亡保障が大きな保険。学資保険も含む)
  ・介護医療保険料控除(死亡補償が少ない医療保険)
  ・個人年金保険料控除(払込期間や受取期間が10年以上)
   ※個人年金は間違えると生命保険に入ってしまうので、要確認

 この3つを使うと
   所得税 合計12万円まで(1種類につき4万まで)
   住民税 合計7万まで(1種類につき2.8万まで))

 控除されます。
  なお、控除額の計算は、その金額によって異なるのでややこしいですが、
  年間の払込額の、少なくとも半分(限度額は上記のとおり)は、控除されます。
  満額は難しく見えますが、扶養家族の分も入れれるので、結構いけます。
  
  上記の満額控除になれば、
  仮に所得税率が10%(普通の人は10%くらい)の場合
   所得税 12万×10%=12000円
   住民税 7万×10%=7000円
 なんと19000円も税金が戻ってくることになります。

5 学資保険の注意点
  学資保険とは
   ・子供の学費を保険で積み立てることができる。
   ・学費がかかるとき(高校、大学入学時など)に、貰えるように設定できる。
   ・通常の学資保険は、子供に対する死亡保障がつく
   ・オプションで子供に対する医療・傷害保険などに加入できる
 という感じです。
  しかし、学資保険は、言い方を変えれば
     子供が亡くなった時に、保険金が下りる保険
 です。なんとも嫌な感じな保険ですね。
  子供が亡くなったとき、じゃなくて、
     自分にもしものことがあった時に、子供や家族にお金が入る保険
 の方が良くないですか?

  実はそんな都合のいいものがあるんです。
 
● 積立型生命保険の学資目的
 しかも、利率が高く、積立金が学資保険以上に大きくなります。
 さらに、満期予定がきても、必要なければ解約せずに、さらに増やすことも可能。
 これなら、お金を積み立てながら、家族のための生命保険に加入できます。

 なお、子供に保険をかけたいときは、県民共済などがおすすめ。
 月々1000円という掛け金でかなり充実した幅広い補償が受けられます。
 
 子供に、小さいうちから終身保険という方法もありますが、あまりに先が見えない話で、中途半端に保険をかけて将来子供ともめても嫌なので、おすすめしません。

6 支払いは、年払い+クレジット払い

 当然ですが、月々払いより、年払いの方が保険料の総額が安いです。
 例えば、月々10,000円だった場合、
   年間12万円かかるのが、5%くらい割引されるので
   年間6000円くらい安くなる
のです。
 どうせ払わなきゃならないお金なので、払う余裕があれば(例えば積立貯金をしているくらいなら)保険を年払いにしましょう。その方が絶対お得です!
 また、支払いはクレジットカードで行いましょう。
 (積立型の保険以外は大体クレジット払いができます)

 例えば最強のクレジットカードREXカードの場合
  上記の年間11万4000円の場合、1.75%で約2000円分のポイントが付きます。
  年払いの分と合計で8000円も安くなるのです!
  REXカードについては、「最もお得なクレジットカード」参照

7 自動車保険を乗り換えよう
 自動車保険は遠慮なくバンバン乗り換えましょう。
 よく勘違いしている人がいるのですが、保険会社を乗り換えても等級は引継げます。
 なので、乗り換えをするデメリットはありません。

● 通販型自動車保険は安い!
  医療保険等で通販型はそんなに安くないと書きましたが、私の経験上
     通販型の自動車保険は安い
 です。一回見積もりしてみれば、かなり安いことに気付くと思います。

● インターネット限定割引に注意!
  インターネットからの申し込みは10000円割引とか、
  見積もり金額もこの割引が適用された状態で提示されることが多いので、
     え? こんなに安いの!?
 と思うかもしれません。
  しかし、実はこの割引は、ほとんどの場合
     2年目以降は使えない
 のです。
  インターネットや携帯電話等の乗り換え割引みたいなものですね。
  とはいえ、このネット割引を引かなくても、十分安いんですけどね。
  ただ、1年目の割引だけ安い会社には騙されないでください。

● 通販型は実際事故に遭った時の対応が心配?
  通販型は事故に遭った時心配だ。というような話はよく聞きます。
  実店舗がないので、不安になるのは分かりますが、心配無用。
  私は、最近事故に遭い、アクサダイレクトの事故対応を経験しましたが、
 スピーディーで丁寧な対応にとても満足しました。
  私は石川県の田舎者ですが、事故に遭った際連絡をしたら、
 すぐに市内の自動車会社から連絡があり、速やかに車を取りに来てくれました。
  全国各地に提携している業者があるようで、とても速かったです。
  また、保険を使ったら、2000円分のギフト券でお見舞いをくれるなど、お得感も感じ ました。

● 割引条件が整ったら、保険会社に連絡しよう
  ・運転免許証がゴールドになった。
  ・年齢が26歳になった。
  など、保険料が安くなる状態になったら、その時点で連絡しましょう。
  連絡すれば、その分しっかり安くしてくれますが、後から言っても駄目みたいです。

● どうやって比較する?
  比較はネットで入力して、一括見積もりするのがおすすめです。
  下記リンクからどうぞ。(リンク先限定の特典もあります)


 
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